個人事業主のブランドってどうやって作る?信頼はどこから生まれる?

個人事業主にとって、ブランドはとても重要です。個人事業主はいくつものお客さんの間を渡り歩きながら、自分の収入を上げていくことを目指さなければならないからです。そのためには個人ブランドを高めていくことがとても重要になります。そしてこの個人ブランドはあなたが転職をする際や社内で、うまく立ち回りたい場合にも大いに関係してきます。このような個人のブランドを高める事はどのようにして行うことができるのでしょうか。

個人のブランドを構築するのに必要なこと

時間を使う

もっとも見落とされがちな、なおかつ信頼を簡単に得る方法のうちの1つに、時間を使う、と言うことがあります。あなたが時間を自ら使っていないものを他人に「信用してくれ」といっても、周囲の人からはそれは胡散臭いよね、と言う評価をされるだけです。実は、あなたが自身の時間を使っているだけで膨大な信用がそこから生まれるのです。

例えば、あなたの目の前に障がい者教育に興味がある人が二人いるとします。
どちらを信用しますか?

「私は障がい者教育に興味があります。しかし教育施設に行ったことはありません」
「私は障がい者教育に興味があります。2週間に一度、地域の教育施設に行って見学しています」

圧倒的に後者の方に信頼が生まれるはずです。この二人の違いは、スキルでも経験でもありません(両者ともにスキルも経験もあるとは言っていません)。単純に後者の人は2週間に一度、時間を使っているだけです。

前者ではあなたがどれだけ努力をしているのかはさっぱりわからないものの、後者からはあなたがどのくらい努力をしているのかがかなり具体的に分かるからです。そしてこれは、あなたが人生の時間をきちんとその仕事に対して使っていることを示しているからなのです。

転職などでも同じです。この分野に対して実務経験3年以上、と言う条件が付いている求人は、まさにあなたがきちんと時間を使ってきたからそれなりの信頼があるだろう、と仮定されているのでその求人を気になっているわけです。まずあなたがきちんと時間を使っていること。それがあなたの信頼を思う第一の要素になります。

関係組織をアピールすること

信頼を生む第二の要素は関係のある組織をアピールすることです。早い話が他の人のブランドを借りてくると言うわけです。あなたが自分でブランドを築くのには、実は他の人のブランドを借りると言う過程が欠かせません。孤高の天才と言われるような人であっても、ある一定の既存のブランドに認められたからこそ天才と呼ばれるわけです。

例えば、ピカソのような天才的な画家と呼ばれるような人たちは、皆有名な画廊や美術館から認められているからこそ、天才だと呼ばれるわけです。誰からも理解されなかったと言うのは彼らが生きていた時の話で、今はしっかりと評価されているからこそ天才と呼ばれているわけですね。つまりどんな孤高の天才でも、やはり既に世の中に認められているものに評価されているからこそ成り立っているのです。

このように考えればあなたが周囲のブランドを活かすと言うのも悪い話では無いはずです。もちろん、詐欺のような職務経歴やプロフィールを書くのは良くありません。ですがある程度の周囲の関係してきたブランドを生かすのは至極当然といえます。きちんと仕事ができればブランドは後からついてくるのですから、そのようなブランドがきっかけでお仕事が入ってきた場合は、誠心誠意あなたが向き合い、良い仕事をすればよいのです。

相手予想をちょっとだけ上回る、スキルと知識

これは営業の世界ではよく言われていることです。相手の予想をはるかにしのぐアウトプットを仕事として出すよりも、相手の予想より少し上のアウトプットの方が喜ばれることが多いのです。

例えばデザイナーにとっては、デザイン界からは賞賛されるような素晴らしいデザインを制作したとしても、クライアントからは理解されずに喜ばれないと言う事はよくあることです。つまりクライアントが喜ぶような予想の少し上を行くようなデザインをすることが、ビジネスとしては重要なのです。
※この話はあくまでビジネスの話です。

アパレル産業でも似たようなことが言われています。筆者の知り合いの1人でかつて全国チェーンのアパレルショップで全国売上1位だった人がいるのですが、その人は常にお客さんの予想の一歩上を行くようなスタイルの提案をすることで、全国1位の地位までのし上がったと言っていました。

ファッション界で素晴らしいと言われているスタイルをお客さんに押し付けても、お客さんは喜ばないことを発見してから、そのような提案ができるようになったとその方はおっしゃっていました。つまりあなたはお客さんにあくまで寄り添うことが重要なのです。単なる知識をひけらかして何かを押し付けるような事はあってはならないのです。

まとめ、テクニックと実績でブランドを作る

いかがだったでしょうか。ブランドと言うのはすなわち信頼のことです。その信頼が生まれるのはひたすら場数をこなすことではなく、上記のようなテクニック的なハードルを乗り越えてこそ実績が伴うものなのです。努力だけすれば報われるなんてことがないと呼ばれる原因がここにあるのです。

あなたのブランドはあなたが作り上げるものですが、同時にあなたの修理がつくり上げるものでもあります。あなたが自分でいくら自分にはブランドがあると言い張っても評価されないように、ブランドとは周囲の人の協力があってこその成り立つのです。

そして周囲の人を巻き込むには上記の3つのような要素が重要になってきます。みなさんもぜひとも実践してみてはいかがでしょうか。