新卒が会社を辞めて業務委託を始めたら、3ヶ月で慣れたよという話

筆者は現在、業務委託で生計を立てているウェブマーケターです。

その前は1年ほど新卒で就職した会社でウェブマーケティングの修行を積んでいましたが、結局会社には1年しか正社員として在籍せず、その後はひたすら業務委託をしながら生活をしています。

そんな筆者が業務委託を初体験をしてから、慣れるまでの様子をお伝えします。

0ヶ月目、会社を辞めました

業務委託に慣れるまでの話はここから始まります。私は1年間だけ新卒で勤めた会社を辞めました。

理由としては会社で組織的な混乱が続き、会社員として雇用保障された上でこのような組織に在籍し続けることに不安があったためです。またもともと独立志向が強く、学生時代には毎日独立を考えていたほどの企業志向だったためでもあります。

それでもほとんどの方はこのような決断には驚かれると思います。なぜならば新卒で入った企業を1年で辞めると言うのは、まだ売り上げ的に貢献もできていない中で社会人としてろくな評価もないまま辞めてしまうと言うことだからです。

筆者も相当悩みましたが、最終的には2つの要因が後押しをしました。

1つ目の要因としては、最も仲の良かった同期が辞めてしまったことです。彼も同じ職種でがんばってきたのですが、プログラマーとしての努力もしていたため、副業でプログラミングをやっていたところ、そちらの収入の方が会社員収入を超えてしまったのです。そのため会社を辞めると言う決断をしたのでした。筆者はこのような決断にはとてつもない衝撃を覚えました。

2つ目の要因としては、若いうちに苦労しておかないと大変だ、と言うことです。このまま企業に勤め続けて40歳位になったときに初めて自分のスキル不足に気がついて年収を落とすことになるよりも、今のうちに失敗をしておくべきです。つまりドロップアウトしたように見えても、きちんと年収をアップさせる方法を知っておけば、自分の人生のこれからの糧になるだろうと思ったのです。
しかも若いうちであれば、第二新卒としてどこかの企業に入れてもらうことも可能です。40代を過ぎてからはそれは不可能ですが、若いうちならば新卒として扱ってもらえるのです。
つまりまだ失敗が許容されるのであれば、今のうちに失敗しておこうと言う考え方でした。

友人たちの力を借りながら会社を辞める

この時にちょうど相談をしていたのが大学時代の友達でした。

この大学時代の友人は、最初は大手企業に入社しましたが会社の体質が自分に合わず、アルコール中毒になりかけて会社を辞めます。
その後も大手ベンチャー企業にて経験を積みますが、もともと自分がやりたいのは他の国で働くことだと一念発起。海外での就職に向けて様々な準備を積んでいる段階でした。

この時は自覚こそしていませんでしたが、このような人が周囲にいたからこそ、私は転職を決断できたと言っても過言ではないかもしれません。友人たちに恵まれたからこそ、私は自分の人生にとって大きな決断を下すことができました。

友人が働いていた会社がたまたま私が働いていた企業の近くだったので、旅行お昼を一緒に食べながら今後どうすべきか、どのように辞表を切り出すべきかなどを相談しました。

そして会社を辞めた後のお金の使い方なども相談をしました。
とにかく出費を減らしていく。どのくらいの早さでお金になりそうかを様々な施策別にランク付けをし、それがうまくいきそうな時間が早い色に並べてやってみる。ここまで計画的に辞めた後のことをどうするかを考えられたのも、友人たちの力があったからこそです。

辞めるまでにしたこと

まずはなるべく早く会社には辞めるつもりであることを明らかにしました。管理人の場合は2ヶ月も早く職場にやめるつもりであることを伝えていました。ここで今後大きなタスクが発生するような仕事は筆者には割り振られなくなりました。

そこで会社の仕事を適度にこなしつつ、今後どうするかを会社の人脈を使いながら考えることにしました。会社の人脈を使うといっても、別に会社の取引先に個人でやっていることを営業するわけではありません。自分がやれそうなことや、仕事としてできそうな業界に詳しい人に話を聞くようにしました。またそのような業界の情報誌なども積極的に手に入れるようにしました。公私混同かもしれませんが、このくらいであれば許されるのではないでしょうか。

仕事を辞めるまでの2カ月間に、辞めた後にどうするのかは大方決めていました。これも辞めた後日常に役立ちました。会社を辞めてからどうするかを考えていたのでは、自分がモチベーションを無くしていたと思います。それよりも既に動いている施策があり、何をすればいいのかが明確になっていたので、やろうと思っていたことが総崩れになるような事態を避けることができました。

飯のための時間は短く、自分のための時間は長く

そうはいっても社会人が生活していく上である程度の生活費が必要です。そのため業務委託と言う形で飯の種を探すことにしました。

筆者が使ったのはコデアルと言うサービスでした。高収入のフリーランス求人が集まっている媒体であるため、そもそもクラウドワークスのようなクラウドソーシングアプリで仕事を探せでも有利だろうと思ったのです。そこで実際に働いてみたところ、良い出会いがあったので今でも使わせてもらっています。

業務委託をして慣れるまで

とはいっても、業務委託と言う働き方に抵抗がなかったわけではありません。最初は仕事で成果が求められる環境とは何かがわかっておらず、ひどく苦心しました。
今自分がやっている仕事が、本当に売り上げと言う成果につながるのかどうかが不安になり、それに対して押しつぶされそうになったこともありました。特に在宅での仕事だったため、そのような悩み事を誰かに相談することはできません。

そんな異常な孤独感を感じつつも、初めて自分がやった仕事に対し直接的な売り上げが立った時は本当に嬉しかったです。これが、会社を辞めてから三ヶ月後のことでした。ようやく業務委託という働き方や仕事のあり方が分かってきて、チームが回りだしたのもこの頃です。

マーケターとしては断るべきなのはやはりどれだけの営業案件を持ってこれるかと言うよりも、その営業案件から受注が生まれることですから。

そしてどのように業務が持っているのかもきちんと理解することができました。わからないことをどのようにするのかもきっちりと把握できるようになったのは大きな財産だと思っています。

まとめ

大まかに言うと筆者は、この3カ月間を通してわからないものに対してどのように対処すべきか、という能力が大幅に上がったと思っています。それまでは仕事と言うのは何かしらの形が与えられてその中で1人さばくのが当たり前だと思っていたのですが、全く違う能力を求められたことで、自分の戦闘力、いわゆる市場価値が上がったと感じています。

何より貴重な経験を積んでいると言う自覚があり、人生も良い方向に向かっていると思います。

皆さんも新卒で業務委託なんておこがましいと考えるのではなく、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。