自分のスキルを安売りしないたった1つの方法とは?安売りしてしまったらどうする?

最近流行のスキルシェア。とんでもないスキルがとんでもない価格で取引されていたりして夢がありますよね。あなたが持っているこんなスキルでも売れてしまうかも…と夢が広がるかもしれません。

しかしとんでもない価格で取引されるというのは2パターンあります。
それはかなり高く取引されるケース不当に低く取引されるケースです。自分のスキルの売り方を間違ってしまうと、簡単に低い価値で取引されてしまいます。

それを防ぐにはどうすれば良いのでしょうか?
そしてその泥沼にハマってしまった場合は、どうするべきでしょうか?

この記事では、スキルを高く見る方法についてたった1つの重要なことをお伝えします。

スキルを高く売るには「一点集中」すること

なるべくスキルを高く売ろうとしたら、普通の人ができるのはとにかく「1点集中すること」です。これは「何でもできます」と言う売り方ではなく、具体的にXXの○○ができます、逆に□□の△△はできません、と明らかにすることです。

実は「私は何でもできます」と言う言い方にしてしまうと、簡単に値切られてしまうのです。なぜか?
相手が値切れるツッコミどころが多すぎるからです。

例えば、「マーケティングは何でもできるので、日給30,000円でお願いします!」という人があなたの目の前にやってきたというシーンを想像してください。あなたはマーケティングができる人を探していて、目の前の人をバイトとして雇うべきか考えています。当然人件費は安く抑えたいので、できれば日給は値切りたいところ。そんな時にすべきことは何でしょうか?

私だったらまず1週間ほど働いてもらいます。そしていろいろやってもらった上で、次のようにツッコミを入れていくでしょう。「あなたマーケティングができると言っていたけど、Webマーケティングは全くできませんね。でもあなたの頭の良さは買っているから、日給1万でどうですか?」と。

なんでこういうことができるのかと言うと、この人は最初に「何でもできます」と言った時点で負けているからです。つまり何かができなければ、それを理由にいくらでも値下げさせることができます
曖昧な言葉で何でもできます、と言ってしまうのは実はかなりの下策なのです。容易に自分のスキルを安売りすることに繋がります。そして、自分も得意でないことをやらされることになります。

なのであなたが自分のスキルをなるべく高く売りたいのであれば、最初にすべきことは「何ができて何ができないのかをはっきりさせること」です。前の例であれば「マーケティング何でも出来ます」ではなくこのように言うべきです。

私はマーケターですが、WebマーケティングやSEOはできません。ですが、消費財に対する売上分析と施策・戦略出しはこういう企業でこういうスキルを磨いてきました。
消費財に対する分析と施策出しに関しては御社に貢献できるので、日給3万円でお願いします。

ここまで具体的に言ってもらえると、ツッコミどころがなくなります。
そしてツッコミどころがなくなると、日給を下げる余地がなくなるのです。

ITエンジニア界隈でも、漠然とした言い方でスキルを売っている人はたまに見かけます。
いわく「機械学習なら大体できます」「PMならなんでもできます」など。
本当に何でもできて、誰にも負けないと言う自信があるのであればともかく、普通はこのような売り方をしてはいけません。大体ボロが出て、値下げするハメになるのです。

とにかく「なんでもできます」という言い方は厳禁です。何ができて何ができないのかをはっきりさせる。そうしないとあなたの労働力を安売りすることになってしまいます。

現在進行形で安売り中な場合は?

さてここまで読んで、自分のことかと思い当たる方もいるかもしれません。何でもできますとは言わなくても、漠然とした言い方でごまかしてしまって、後から値下げに応じざるをえなくなってしまった経験を持っている方は少なくないはずです。
このような立場に追い込まれてしまった場合はどうすべきなのでしょうか?
主に2つの考え方があります。

安売り時の対応1:さっさと辞める

自分の時間を無駄に安売りする位ならさっさと辞めてしまえ、と言うのがこの考え方です。

確かに合理的です。特に相手が悪意を持って値下げしてきている場合はこの考え方が正しいことが多いです。最初から値下げするつもりで交渉に臨んでくる人などは、ろくな人ではありません。
そのような人と長期的な関係を築くのは結果として難しいので、ならばなるべく早いうちにおさらばしてしまう方が良いでしょう。自分もその分もっとスキルを向上させることに時間を使うことができます。

安売り時の対応2:お金を貰いながら勉強していると思う

これは相手と良い関係を結べているときに考えるべきことです。あなたのスキルを安売りに持ち込まさせてしまった時点で、あなたに何らかの非があるのは間違いありません。つまりあなたは何かしらの失敗をやらかしているのです。
しかしポジティブに捉えると、それでもあなたはお金をもらっています。お金をとられているわけでは無いのです。しかも安売りさせられていると言う事は、そのスキルには改善の余地が大いにあると言う事でもあります。この改善の余地をしっかりとキャッチアップさせることができれば、次にスキルを売るときに商材が1つ増えたことになります。お金を貰いながら自分の商材を増やせるなんて、こんな素晴らしい事はなかなかないでしょう。

お金と時間的猶予をもらえたわけなので、ここは時間を決めてこのスキルを向上させるんだ、と言う覚悟を決めて取り組みましょう。

まとめ:自分のスキルの安売りも経験のうち

とにかくスキルを高値で売りたい場合は、きっちりとできることとできないことを明らかにすることです。それができないとあなたのスキルを簡単に安売りさせてしまう口実を相手に与えてしまいます。
現にあなたが今のスキルを安売りしていると感じていても、それはあなたにとってのチャンスかもしれません。そしてそれがチャンスになるかどうかはあなたの態度と雇ってくれている人との関係に依存する部分が多々あります。

自分のスキルが不当に安く取引されていると感じた場合は、まずは自分の態度と雇用主との関係性をよくよく考えてみてはいかがでしょうか。