LINEモバイル、消費者庁から指導を受ける

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7月2日格安SIMサービスを提供するLINEモバイルは、景品表示法に違反したとして、消費者庁より措置命令が行われました。

具体的には、
LINEモバイルはwebページ上で、
「エントリーパッケージをご購入いただく事で、お申し込み時に必要な登録事務手数料が無料になります」
と記載していただが、実際には、LINEフリープランのデータSIMについては、登録手数料が無料とならず、その説明が不十分だったとして、消費者庁より指摘を受けたようです。

そもそもエントリーパッケージって何?

LINE MOBILE公式のよくある質問には以下のように記載されています。

エントリーパッケージとは何ですか?
Amazonウェブサイトや、ビックカメラやヨドバシカメラ等のウェブサイト⋅店舗で購入できる、16桁のエントリーコードが記載された紙のパッケージです。記載してあるエントリーコードをLINEモバイルウェブサイトに入力してお申し込みを行うことにより、初期費用が抑えられて、お得になります。

はい? 全然わかりません。

これだけ大手の会社でこのような記述を見かけるのは個人的には割とレアなケースではないかと思っています。

びっくりするのは公式ページでは具体的な情報が何も記載されていないという事です。

「エントリーパッケージを利用することで初期費用が抑えられて、お得になります」

大体、このぐらいの情報しかわかりません。。。

つまり、公式ページは、こんな感じなわけです。
LINE「良くわかんなくてもお得だからとりあえず買っとけ」

ここで主題に答えると、エントリーパッケージの正体は、登録事務手数料を無料にするというものです。

登録事務手数料3,000円が900円で済むのであれば確かにお得ですね。

しかし….

エントリーパッケージの落とし穴

・他のキャンペーンと一緒に使用できない場合がある
・エントリーコードを一度入力すると、再利用できない
・そして、問題のデータSIMプランでは利用できない
・有効期限がある

様々な情報源を見ていると、LINEモバイルの提供するエントリーパッケージには多くの落とし穴が存在するようです。

LINEというと一見生活にもなじみ深い会社であるので、こういう会社が提供するサービスなら安心だろうと思った方が多いのではないかと思います。

しかし、結局金を追う営利企業ではこのような事件は起こって当然なことです。

そもそもモバイルのプランがわかりずらいまま放置されているのはその方がお金になるからであり、大手の会社だから消費者の味方というわけではありません。

大手の会社が信頼に重きを置くのは、そうしなければ多くの顧客を抱えることなどできないからです。

今回の件は営利企業であるという側面が大きく出され信用を切り売りする結果になったとみられるでしょう。

まとめ

モバイルの通信プラン選びというのはとても煩雑でありいつも悩まされてしまいますが、こういう事件を見ると余程良く調べなくては損をしかねないという認識をさらに深くする結果になったのではないかと思います。

今までと比較して明らかに格安である格安simがまだ浸透が滞っている要因には、様々なものがありますが、一つ大きなものはやはり信頼です。

これは乗り換えを行うためには、2年縛りというスイッチングコストがあるために、気軽に乗り換えられないという点が大きな要因です。

今回の件はLINE MOBILEに限らず、格安sim業界にとって大きく信用をなくさせる残念な事件になったでしょう。