副業サイト「シューマツワーカー」がいろいろやらかしてる件

みなさんは副業サイト「シューマツワーカー」をご存知でしょうか。

株式会社シューマツワーカーが運営する副業マッチングサイトです。名前の通り、主にWeb系エンジニア向けに週末にやれる副業を探そう!というサイトなのですが、最近いろいろとやらかしているのです。

それをいくつかご紹介します。なお、この記事内容は2019/07時点での情報に基づきます。

NGポイント1:創業期のいらない自慢話「ネカマで営業」

実はこれまでのシューマツワーカーで最も炎上したのがこれですね。社長が謝罪しています。

2018年12月に人材紹介サイト「ウォンテッドリー」上に掲載した文章にて、社長が創業期の自慢話を掲載したのですが、その内容が結構とんでもないのです。

まず、初めてのお客さんを「嘘」で連れてきたという話。これはシューマツワーカーへのサイト登録者が存在しない状態なのにも関わらず、社長が最初のお客さんを「(サイトの)登録者数増えてきているんで」「絶対いい人見つかります」と勧誘。契約に至っています。

…ちょっと強引すぎませんかねえ。というか、訴えられたら普通に敗訴するレベルですね、これは。

それだけならまだ良いのですが、さらに続きます。シューマツワーカー創始期、誰も使ってくれないサイトの登録者を集めるために、社長はある手段に出ます。それは正真正銘の「ネカマ」。つまり、女の子のふりをして登録してくれそうなエンジニアたちにメールを送るのです。

竹田あやな」名義でメールを送るとメールの返信率に高いことが気がついた社長は味をしめて、「竹田あやな」のふりをしてメールを送り続けます。そして返信が来たエンジニアを面接に持ち込むのですが、面接が確約された時点で竹田さんは退場。曰く「人員の都合がつかなくなったため、竹田に変わって社長が出ます」とのこと。このようにしてエンジニアたちを面接に誘い出していたのです。

100歩譲って、ネカマしていた事は許しましょう。
さらに1000歩譲って、最初のお客さんをほぼ嘘で連れてきたのもよしとしましょう。
私たちは損害を被っていませんので。

問題なのはそんな自慢できない話を何も考えずに堂々と天下に晒してしまう精神です。
そもそも登録してくれたエンジニアたちがシューマツワーカーに利益をもたらしてくれるお客様なわけですよね。それを下心を煽って連れてきましたなんて話は、口が裂けても言えない話なはずです。なぜならそれはお客様を蔑み、弄ぶ行為だからです。やっていたとしても、言ってはいけません。

それを武勇伝のように話して掲載してしまうのですから恐ろしいのです。
基本的にお客様に対する誠意がないです。
こうなると、シューマツワーカーの常識、倫理観を疑ってしまいますね。大丈夫なのでしょうか?

NGポイント2:勉強会への登壇依頼をDMで送りまくる

いらない自慢話をうっかり載せてしまっただけなのであれば「まぁそんなにミスもあるよ」で済むのですが、どうやらそういうわけでもなさそうなのです。
というのも記事執筆時点の現在進行形で、シューマツワーカーは「勉強会への登壇依頼」をエンジニア達にダイレクトメッセージで送りまくっているそうです。シューマツワーカーを大して使ってもいないエンジニア達に対して

この勉強会は、非エンジニアの方には補足が必要かもしれません。勉強会と言うのは、所属している組織に関係なく、同じテクニカルな内容に興味を持つエンジニアたちが自発的に集まって勉強する会です。そう、あくまで自発的なのです。
もちろん何らかのスポンサーがついたり、企業からの協賛金がついて大々的にイベントを行うこともありますが、基本的には非営利の運営委員会(のようなもの)が主導権を握って行います。
もちろん、出るも出ないも勝手です。登壇者も善意により、頼まれて「良いイベントだな」と思ったから登壇するわけです。そこには基本的に信頼関係があります。

さて、シューマツワーカーはその信頼関係を無視して大して知らないエンジニアに対しても「イベント登壇しませんか」という案内を送りつけているそうです。
まだ「イベントに参加しませんか」なら分かります。ただ、登壇しませんか、となると話が違う。それは信頼関係が無い時点であり得ません。勉強会は善意でやるものなので。しかも勉強会に登壇するならそれなりに準備も必要です。簡単に前に出てちょっとしゃべる、といったような話では無いのです。

例えるなら、知らないところの町内会からいきなり「ゴミ拾いのボランティアのリーダーやってくれませんか」と言われるようなものです。ボランティアだけならまだしも、リーダーをやれ、なんてあり得ないですよね。

しかもそれが企業主催というのがまたいやらしい。明らかに宣伝意図が見え透いているわけです。
現に、エンジニア界の実力者達はこのダイレクトメッセージに相当嫌悪感を抱いているようです。まあ、エンジニアの文化に思いっきり反してますからね。当然です。
そして影響力のある人たちが気持ち悪がるので、シューマツワーカーのDMはエンジニア界で現在進行形で相当印象を悪くしてます。注意喚起まで出てしまっているような状態ですね。

明らかにこれはマーケティング的に悪手です。というか社内のエンジニアに聞けば、こういった勉強会文化は簡単にわかるものなのですが、顧客に対する研究が足りてないですね。
このようなメッセージはわかる人がやりましょう。わからないなら手を出すべきではないです。

NGポイント3:いきなりSlack。そりゃないよ

さて、ここまではあくまで他の人の話でした。ここからは私個人の経験談になります。

私も一時期(正確にはこの記事執筆の1ヶ月前)、シューマツワーカーの利用を検討していました。そして会員登録。紹介案件がいつになったら来るのだろう、と思っていたところ、なんとやってきたのはslackの招待メールでした。

それまでに何のメールも受け取っていません。受け取ったメールと言えば会員登録に必要な確認のメールだけ。その後すぐにこの招待メールが送られてきたのです。
リンクさえ踏んで登録すれば、シューマツワーカーのslackに入れる、ごく一般的なslackの招待メールで、それ以外に何の解説もありませんでした。なぜこれに登録すべきなのかも分からず、そして今も謎のままです。

正直、その時は登録すべきか一瞬だけ悩みました。
このslackに入れば案件を紹介してくれるのかも?とも思ったからです。

でもよくよく考え直せばおかしいのです。スラックはグループウェアとかコラボレーションツールとか呼ばれる類のツールで、早い話が「一緒に仕事をする為のツール」です。
slackで案件紹介って意味が分からないですよね。
だってそれが出来ているなら、シューマツワーカーのサイト要らないですし。

しかも、slackを送ってくるということは、一緒に仕事しましょうと言ってきているわけです。別に私はこの時点でシューマツワーカーの仕事を受けるとは言っていません。会員登録しただけです。それなのに仕事するためのツールであるslackの招待メールを何の説明もなしに送ってくるのは、おかしいです。

逆にうっかり入ったら、「slackに入ったから、この仕事受けてくださいね〜」なんて言われる可能性もあります。slackはその為に作られているツールなので。報酬も内容も明確でないまま、仕事だけ押し付けられる結果になるかもしれません。

個人的には、会員登録しただけで頼んでもない契約書を郵送されてきた的な感覚がありました。
そんなの、怖すぎですよね。

補足:
書きながら当時のメールを見返してみて気付いたのですが、会員登録の確認メールに案件紹介にslackを使います、と書いてありました。

そういうことだったのか、と今更ながらに理解しましたが、正直納得はいっていません。
slackはコラボレーションツールなんだから、案件紹介に使うのはおかしいです。個別連絡したいならもっと良いツールがありますよ。

それにslackは仕事をするためのツールとしてよく知られているので、そんなツールにいきなり招待されたら恐怖を覚えるのは当然だと思います。

まとめ:そのうち盛大にやらかしそう

さてここまでシューマツワーカーがいろいろやらかしている件を詳しく解説してきました。
結局、最後のものは個人的に勘違いしているだけですが、その時に恐怖を覚えたのは事実です。

シューマツワーカーはここままだとそのうち重大な事故をやらかしそうで、正直怖いです。
ハインリッヒの法則(1つの重大事故には背景に29の軽微な事故があり、さらに背景には300の異常がある)という言葉もありますしね。一つ一つ、軽微な事故をやらかしている感じがあります。あまりにも脆弱すぎるセキュリティーのせいで事実上崩壊したコインチェック事件のように、いつか破滅的な事件が起こりそうな気がしてなりません。
エンジニア的にはそんなサイト使いたくないですよねえ。

早急に改善して、シューマツワーカーさんがそのような事故を起こさないことを切に願っています。