コンサルタントもフリーランスの時代。でも、そんな甘くないぞ!

最近、フリーランスのコンサルタント界隈で話題を集めているサービスがあります。
コンサルタント向けの副業サイト、「プロコネクト」です。
近年増えてきたフリーランスのためのマッチングサイトの一つですが、今までのサイトと何が違うのでしょうか。そして、どんな人であればやっていけるのでしょうか?考察してみました。

コンサルタント業界でフリーランスが求められるわけ

そもそも、なぜコンサル業界でフリーランスなのでしょうか?
コンサルというのは会社がやるものでは?

そういう認識は既に古いのです。

実は、日本にコンサルタント業界が入ってきた直後からフリーランスのコンサルタントという考え方はありました。
激務のコンサルタントである程度実績を積み、その業界での有名人となって独立する。
有名なので、引く手あまたで会社にも利益を取られずに活動できる。
そう、実際にそういう世界が存在していました。…一時期だけですが

最近はこういう話は滅多に聞きません。
なぜかと言うと近年、様々な書籍の普及やインターネットによって、一部のコンサルタントしか知らない情報、というものがなくなってきたのです。
それまでは一部のコンサルタントしか知らない分析手法や情報を高値で切り売りしていれば儲かった時代だったのですが、今ではネットで検索すればいくらでも手に入るわけですね。

それに加えて、企業もコンサルタントの足元を見るようになってきました
かつてはコンサルタントという職業そのものが珍しく、価格はある程度コンサルタント側が決めることが出来たのです。競合が居てもお互いにあまり価格を下げないようにしていたのですね。

しかし最近では企業側も複数のコンサル企業に相見積もりを取って価格を決めるのが普通です。当然コンサル企業は価格競争に晒されるわけで、純粋な戦略コンサルタント業務の単価は下がる一方。
コンサルタントがある程度価格を決められた時代を知らない人からすると「そんな牧歌的な時代があったのか」と信じられないかもしれませんが、そういった時代がありました。

純粋な戦略コンサルばかりでは生きていけなくなったので、多くのコンサル企業が今やITベンダー化、もしくは事実上の常駐人材提供会社となってきています

そこで、個人が登場します。

個人の登場でコンサルフィーはさらに安く

企業よりも戦略コンサル業務を安く代行してくれる存在として、個人がここで登場します。
未だに戦略コンサル業務を数ヶ月で数千万円レベルで見積もりを出す企業に対し、個人は数ヶ月で数百万円クラスでも全く問題ありません。

企業でしか出来ないコンサル案件などもあまりなくなってきました。
つまり、個人と個人が対等に戦える時代がやってきているのです。

コンサル企業側からすると厳しい時代になったと言えますね。
その一方で、個人で戦うコンサルのフリーランスを後押しするサイトも近年登場してきています。

かつて、コンサルの案件紹介サイトはほぼ人力でマッチングしていましたが、
近年ではチャットで完結するサイトも登場。その結果、手数料を抑えることが出来るようになってきました。

その急先鋒がコンサル案件マッチングサービス「プロコネクト」です。
このサイトでは極力人をマッチングに書けない経営努力により、手数料を8%までに抑えています。
普通のサイトが15-30%もの手数料であることを踏まえると、他と比較すると相当割が良いのは間違いありません。

では、フリーランスのコンサルは実際にやっていけるのか

さて、ここまでならプロコネクトの宣伝になってしまうのですが、
もう少し突っ込んで書いていきたいと思います。
市場の大まかな流れはともかく、実際にフリーランスのコンサルタントが食っていける世の中になったのでしょうか?
コンサルタントのあなたが明日会社に辞表を出しても大丈夫なのでしょうか?

残念ながら、管理人はNoだと考えます。

そもそもコンサルタントで頼まれるような仕事は、殆どがいわゆる下請けです。
仲介会社や協会経由やこのようなマッチングサービスでも単価は低く抑えられ、会社員時代の収入をキープできない場合が殆どです。
そもそも普通のコンサル会社に頼めない案件が集まっているのですから、クライアントはそんなにお金は持っていない企業です。ガッポガッポ稼ぐ夢は少なくとも最初は諦めないといけません。

当然、それでも独立したあなたは無収入というわけにはいきませんから、何らかの形で下請けにならざるを得ません。このような関係を維持することを一番に考えると、会社員以下の人間関係になることがあります。会社員以下とは、短期雇用の契約社員です。

そもそもフリーランスは会社員ほど社会的な地位に恵まれていません。
労働基準法がないので、労働時間が超過しても、最低時給を割っても訴える相手がいません。収入の保証もなく、雇用保険も存在しません。

それでも住民税、所得税、社会保険料などは支払い続ける必要があります
あなたはこれに耐えられますか?

どんな人がフリーランスのコンサルに向いているのか

それでもやっていける人はいます。それは「営業力のある人」です。

どんなに収入が減っても、収入になるか分からない提案書を朝から晩まで作り続けられる能力。
どんなに無視されても、電話にかじりついてメリットを伝える能力。
そして相手の印象に残ろうと最善の努力を尽くす姿勢。

そういったものが求められます。

これが乗り越えられるのだとしたら、コンサルにありがちなつまらない人間のしがらみから抜け出せますので、自由度が高く、稼働日数を減らしても収入をキープできます。

営業努力、不断の努力が見せられる人。そして専門性。
こういったものが無ければ、フリーランスのコンサルは厳しいでしょう。

フリーランスのコンサル、やっていけるの?のまとめ

いかがだったでしょうか。
この記事では厳し目に書いてしまいましたが、これが現実であることは間違いありません。

それでも「我そこは!」という方、ぜひやってみてください。
管理人はもちろん結果は保証しませんが、きちんと継続的に学習のプロセスを積み上げられる人であればやっていけることでしょう。