エンジニアの副業を体験できるサービスDay.Devが事前予約開始
6月27日(木)にディップ株式会社が副業と転職をリモートで体験できるサービスDay.Dev.のβ版の事前登録を開始しました。
従来まで、エンジニアが副業を考える場合に、実際には、どの程度のスキルや時間が必要なのかが把握できていないために、一歩踏み出す事が出来ない方も多かったのではないかと思います。
しかし、上記のようなサービスが出てくると、実際に本業に応募する前に試しとしてやってみて、実際出来そうであれば副業を始めてみるという流れが出来てくるのではないかと思います。
今まで、副業に自信がなくて踏み出せなかった方にとって大きな価値があるサービスになると思うので、「副業に興味があり、始めたいけど不安…」という方は是非使ってみると良いと思います。
Day.Dev.の概要
Day.Dev.はエンジニア限定の副業・転職の体験サービスです。
サービス登録者は企業が主催する副業・転職イベントに「応募」や「面接」といった煩雑なステップを経る事なく自宅にいながら参加する事が出来ます。
公式からは、通常の副業・転職と異なり時前の体験というステップがあることにより、最終的なミスマッチが低減されると説明されています。
エンジニアの副業に対する課題
現在、日本は厚生労働省の主導によって、働き方改革というものを進めています。
< a href=“https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000148322.html”>厚生労働省 働き方改革の実現に向けてによると、働き方改革が目指す主な課題解決は、現状日本は少子高齢化が進み、生産年齢人口が減少しているために、人一人当たりの生産性は向上して、高齢者などを支えていかなければならない一方で、現状の生産性ではとても支えきれないという現状があります。
この一人当たりの生産性を向上させる手段として注目されているのが、副業であり、副業を行う人口が増える事で、日本の人口当たりが生み出す価値は向上すると考えられています。
これはなぜかと言うと、副業とは基本的には従来の業務に追加で行われるものであるので、従来生み出してきた価値にプラスで価値を生み出すことになります。
また、基本的に副業は自分の得意なことに対して行うものであるので、時間当たりに生み出せる価値も高くなるのが普通です。
話が少し大きくなりましたが、これが本件とどのように関連してくるのかというと、エンジニアは特に副業が進んでいる職種だとは思いますが、一方で、副業が可能なレベルであるのに副業に踏み出せない方が多い職種でもあります。
これは、エンジニアは、市場からの需要が高く業務が市場に有り余っている状態であるからです。
つまり、エンジニアを必要とする業務の需要は高まっている一方で、まだまだ、それに対応できる人材の供給が少ないのが現状なのです。
実際にエンジニアの方に副業できない要因を聞いてみると、大きな要因は、「自分のスキルに対する不安」と「時間の確保に対する不安」の二つになるyいうです。
「自分のスキルに対する不安」は、できるエンジニアの元で仕事をしていると常に上がいる環境なので、どうしても自分のエンジニアのスキルに見劣りしてしまうということが要因としてあると思います。
また、「時間の確保に対する不安」は、エンジニアは業務の性質上、基本的には納期が決まっており、特定の納期までに、業務を仕上げなくてはならない場合が多いです。
すると、基本的には納期間近の日程に急激に業務が忙しくなるというパターンが良くあるので、気軽に長期の副業を請け負うことができません。
以上のような理由からエンジニアの副業は一部では進んでいるのですが、一部では停滞しているのです。
Day.Dev.の価値はどこか
上記のような現状のエンジニア業界で、Day.Dev.の価値はどこにあるのでしょうか?
これは、まさに副業を踏み出そうか踏み出せないか一歩迷っている人の後押しをするという部分にあります。
現状、エンジニアは先輩や周りが副業をやっており副業に関心を持っていつつ、上記のような理由から実際の副業には踏み出す事が出来ないと言う方も、多くいます。
しかし、Day.Dev.のような副業体験サービスは、副業を始めるか迷っている方の、背中を押すサービスとして価値を発揮する可能性が高いです。
本件のようなサービスがうまく機能すれば、現状副業するかしないかで迷っている、いわば副業潜在層を副業に取り込む事が出来るので、日本の生産性を高めると言う意味でも非常に価値のあるサービスであると考えられます。
まとめ
本記事でも知れるように現在は政府が副業の後を押しているので、まさに副業追い風時代です。
そんな中日々副業を便利にする様々なサービスが出てきています。
副業は自分の生活・将来を大きく変える可能性を持った選択肢であり、現在はまだ広く一般的にはなっていませんが、今後は副業をする事が徐々に常識に変わっていきます。
自分の人生を考えた時の副業という選択肢を考えずに、決定してしまうことは今後大きなリスクになり得ます。
副業に関する情報もしっかり知りつつ、チャンスがあれば一度試してみる事もおすすめします。

理系大学院卒→上場企業マーケター→独立、フリーランサー。
会社員時代からプログラミング、Webマーケティング、講師など、様々な副業を通して生計を立てる。
現在は独立し、複数の業務を掛け持ちしながら生活。
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