2人以上の世帯で「副業で稼ぐ必要なんかない」って言うためにはどのくらい貯蓄が必要?

皆さんは貯蓄がどのくらいありますか?世の中では副業、副業とうるさいけれど、自分は副業をしなければいけないほど貯蓄があるのでしょうか?それとも副業なんてしなくても大丈夫?自分は周りと比べてどうなんでしょうか?

そんなことを考えた事はありませんか?この記事では日銀から発表された様々な資料をもとに、副業をしなくて大丈夫、と言い切れるのはどのくらいの貯蓄があれば良いのかを考えていきます。

日本の家計資産の合計は1835兆円

最も大きな数字から解説しましょう。日本の家庭が持っている資産を合計すると1835兆円です。これは日銀の発表2019年の6月時点での速報値になります。
ここまで大きな数字になると想像もできませんね。ちなみに日本の国家予算は1年間でおよそ100兆円ほどなので、家計資産だけで20年近くは全ての税を賄うことができます。日本で最大の銀行である三菱UFJ銀行の保有する資産はおよそ240兆円ほどです。家計資産は三菱UFJ銀行7つ、ということになります。
なんだかよくわからないですね。とにかくやたら大きな額だと言うことだけは理解できましたが…もう少し細かく見ていきましょう。世帯当たりの平均になるとどのくらいでしょうか?

2人以上の世帯の資産は○○○万円!

これも日銀が資料を出しています。最新のものは平成28年、2千16年の資料ですが、2人以上の貯蓄世帯の1世帯あたりの平均は1820万円。貯蓄世帯とは、貯金額がゼロの世帯を除いた世帯と言う意味です。少しでもお金を貯めている世帯と言う事ですね。その平均が1820万円。
…ちょっと待ってください。みんなそんなに持ってるんですかね?

はい、これはある意味嘘の数字です。実際にはこんなにありません。これは数字のカラクリなのです。

平均は、一部に大きな数字が偏っているととんでもない数字になることがあります。例えば99人が1万円、1人が1000万円を持っている集団を考えましょう。この集団の合計で持っているお金は1099万円になります(1万×99+1000万×1)。これを合計人数の100で割ると平均が出ます。平均値は10万9900円です。でもこの数字はおかしいですよね。100人中99人が1万円しか持っていないのです。この集団の中で誰も10万9900円なんて持っておらず、たった1人が1000万円を持っているだけです。平均値は金額が偏っているととんでもない数字が出ることがあります。今回の話も同じです。一部の超大金持ちが平均値をやたら引き上げている可能性があります。

こんな時に役立つのが中央値です。中央値とはある集団の中の数字を大きい順から小さい順に並べて、その真ん中の数値を取り上げると言う方法です。先程の1万円と1000万円の例で言うと、まずお金を持っている順に人を並び替えます。といってもこの場合、1位の人が1000万円で、残りの99人は同着2位で1万円なのですが。そのお金を持っている順番のうち、人数で真ん中を取るのです。この集団は100人いるので、50番目の人を中央値として取り上げます。すると1万円になりますね。つまりこの集団の持っているお金の中央値は1万円になるのです。とても実感に近い数字になりましたね。もちろん1人の1000万円持っている人からすれば「とんでもない」と言うことになるかもしれませんが、大多数の人が1万円しか持っていないので、我慢してもらうしかありません。

家庭の資産の話に戻りましょう。先ほど2人以上の貯蓄世帯の資産の平均は1820万円だと書きました。日銀はより実家に近い数字を出すために中央値も発表しています。それによると中央値は1064万円だそうです。
でもこれにもまた数字のカラクリがあります。それは貯蓄世帯と言う但し書きがついていることです。貯蓄世帯は先ほども書きましたが、お金を0円以上貯めている世帯のことです。つまりとても貧乏な思いをしている、銀行口座に1円も入っていないかわいそうなご家庭はここには入りません。でも世の中にはそういった人もいますよね。これを調査から省いてしまって良いのでしょうか?

そんな批判に対応するために、日銀は2人以上の世帯の中央値も発表しています。それによると中央値は996万円。0を除いた場合と68万円の差です。といっても正直あまり変わらない印象があるのではないでしょうか。

世の中の2人以上の世帯は意外とお金を持っているのです。

思ったより貯蓄がない?ならば副業を!

あなたが2人以上の世帯に属していて、996万円という数字を見てすごく多いな、と正直に感じた方は収入を増やす努力をした方が良いでしょう。具体的には副業をした方が良いと思われます。

あなたの周囲はあなたが思う以上にお金を持っています。この金額に追いついていないなら、これから、特に老後は人並み以下の生活を送れなくなる可能性が高いです。

逆に996万円を見てこんなもんか、と思われた方は今のところは大丈夫かもしれません。ただしこれはあくまで統計学的な話であり、あなたの人生や世帯とは直接関係は無いのです。あなたが出費を惜しまなければ、容赦なくこの中央値を下回ってしまうでしょう。しかも中央値を上回っているからといって、あなたの老後が安泰だと言うわけではありません。それは全く別の話になります。

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